※ 2008/2/4 (Mon.) 20:46:17 朝、モリタは授業が始まる前の浮いた時間を、自分の席でぼーっとして過ごしていたところ、 携帯電話が制服のポケット内で小刻みな振動を始めたことに気づいた。 振動を続ける携帯電話を取り出し、発信主を確認すると、モリタはぎょっとした。 (小夏!?古名瀬小夏から電話だと?) 普段、滅多に電話などかけてくることの無い小夏から電話がかかってきたのである。 非常にめずらしいことなので、モリタは緊張しながら電話に出た。
「・・・・・・私だ」 「はは、何それ(笑)私、小夏だけどさ、モリタはもう学校に着いてるかな?」 「ああ、もう一時限目の準備まで終わっているぞ・・・何かあったのか?」 「いや、ちょっと寝坊しただけで、大したことは無いんだけどさ、 運が悪いことに、今日は日直なんだ・・・ おそらく、学校に着くのは一時限目が始まる直前になると思う。 ・・・だからさ、悪いんだけどモリタ、私の代わりに日直の仕事しておいてくれないかな? もちろん朝の分だけでいいんだ・・・頼まれてくれるかい?何かお礼はするからさ・・・」
お礼、と聞いてモリタはこの取引が自分にとって有益なモノであると感じた。 (あの小夏が、わざわざ借りを作ってくるなんて、 寝起きで頭が回っていないのか知らないが、これはチャンスだ!) モリタはこの取引によって生じるであろう見返りを空想し、思わず笑みがこぼれていた。 「そ、それじゃあ、私の言うことを一つだけ聞く、という条件でどうだ・・・?」
続かない
Re:歩き出した理不尽 名無し 2008/2/4 (Mon.) 20:53:44 このストラップ欲しい!
Re:歩き出した理不尽 2008/2/4 (Mon.) 22:23:16 調子こくモリタ…しかしなんて魅力的なストラップだろうか! これならじゃらじゃら付けてても許せる!
Re:歩き出した理不尽 2008/2/5 (Tue.) 03:16:26 モリタウザカワイイ
Re:歩き出した理不尽 2008/2/5 (Tue.) 21:43:47 「ウザカワイイ」。 それはモリタの萌えポイントが、初めて適切に言語化された瞬間であった。
Re:歩き出した理不尽 2008/2/6 (Wed.) 02:30:15 思考言語がしだり川っぽい
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